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海(うみ)ニュース

[07] 和歌山県の串本沿岸がラムサール条約に認定!

2005年11月和歌山県の串本のサンゴ群集が

『ラムサール条約』登録地に認定されました!


 本州最南端でテーブルサンゴ(クシハダミドリイシ)などの幻想的なサンゴ群集で有名な串本沿岸が自然保護を目的とした『ラムサール条約』の登録地に2005年11月に認定されました。

 串本に先立ち『ラムサール条約』の認定地として日本国内では、北海道のクッチャロ湖、ウトナイ湖、宮島沼や滋賀県の琵琶湖、千葉県の谷津干潟などが認定されています。

 今回認定されてた和歌山県の南紀にある串本沿岸は黒潮の影響受け温暖で海中においては熱帯地域顔負けに100種類を超えるサンゴが群生し様々な熱帯魚が泳ぎ回る自然生物の楽園となっています。特にサンゴは世界最北のサンゴ礁生態系をもつ海域として世界的にも知られ、国内外のダイバーたちがこぞって訪れるダイビングスポットとなっています。

 今回登録された串本沿岸は釣りの対象魚も豊富でサンゴ群集に匹敵するほど魚影が濃いことでも有名です。いままで串本に訪れたことのない人も、ぜひこの機会に自然生物の宝庫『和歌山県串本』に行ってみてはいかがでしょうか?
 
ラムサール条約:特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約
 1971年イランのカスピ海沿岸の町『ラムサール』で採択されたため『ラムサール条約』とされています。湿地は鳥や魚、植物などにとって大変重要な住処でありますが、その大切な動物たちの住処も埋め立てなどによって破壊されることも珍しくありません。そこで大切な動植物を守る自然環境保護の観点から『ラムサール条約』がつくられました。(ラムサール条約の対象になる自然には湿地以外にサンゴ礁や干潟なども含まれています)

 ラムサール条約湿地になると、国際的に重要な湿地であることを国内外の人々や世界の人々に認めてもらうことができます。この機会に登録湿地の保護はもちろん自然環境保護全般を心がけたいものです。
 
ニュース 【[06] 釣りの安全対策強化】 

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