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[06] 釣りの安全対策強化について |
10、11月は最も釣り中の事故が多い季節です
ライフジャケットの常時着用を心がけましょう
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釣り愛好者にとって、秋期は釣りシーズンになりますが、釣り中(船釣りは除く)の事故が多くなるのもこの季節です。過去10年間における釣り中の事故に関する統計によると10、11月の2ヶ月間の事故車数が年間で最も多き傾向があり、その後の冬期にあっても引き続き高い水準で推移しています。
また、釣り中の事故については、磯場や岸壁、防波堤から海中転落する事案が多く、ライフジャケットを着用することで釣り中の事故者の生存が未着用者に比べ大幅に高くなるというデータがあります。さらに、単独釣行で海中転落後、救助期間への通報がなされず死亡・行方不明になっているケースも見受けられます。釣りをされる際には「ライフジャケットの常時着用」「適切な連絡手段の確保(防水パックを使用した携帯電話の携行)」「118番の有効活用(会場保安庁への緊急通報番号)」を基本としたした安全対策について万全を期するようお願いします。 |
[ライフジャケット着用の効果]
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平成16年ライフジャケット着否別の発生状況 |
(ライフジャケット着用者)
釣り中事故者 65人中 ・・・ 生存者49人(75%),死亡・行方不明者16人(25%)
(ライフジャケット非着用者)
釣り中事故者178人中 ・・・ 生存者85人(48%),死亡・行方不明者93人(52%) |
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[事故救命策が活用された事例]
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発生日時場所 |
概 要 |
1
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7月9日午前11時頃 愛媛県内
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2名でミニボートに乗船し、漂流状態で釣りを実施中、2名が同時に右舷側に移動したことにより船体のバランスが崩れ転覆したものであるが、ライフジャケットを着用し、転覆船に掴まっていたところを付近を通航した船舶により救助されたもの。 |
2
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8月6日午前6時頃 静岡県内
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兄弟で磯釣りをしていたところ、弟が高波に足をすくわれ海中転落し、それを目撃した兄が直ちに携帯電話で118番通報し救助を求めた。弟は携帯電話を防水パックに入れており、兄に無事であることを伝え、また流れの方向に岩場があることに気付き、転落した場所に無理に戻ろうとせず流れを利用して岩場に上陸した。 手足に擦り傷を負ったが生命に別状なし。事故者は海中転落を想定し、連絡手段の確保や複数での行動、ライフジャケットの常時着用を励行していた。 |
3
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8月17日午前9時頃 鳥取県内
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事故者は、友人と共に海水浴を楽しんでいたが、付近で発生した離岸流により沖合へ流された。事故者は離岸流の対処法を知っており、流れに身を任せ一旦沖合へ流され海岸に近づいたところをサーファーに無事救助された。 |
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海ニュース 【[05] 三重県海域でのまき餌ルール】 【[07] 串本がラムサール条約認定地に】 |
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