超初心者のための 〜ど素人☆雑魚釣り入門〜

雑魚(ざこ)釣りをはじめよう!

[10] 安全に釣りを楽しむために 〜水難事故を防ごう〜

 休日に楽しく釣りを楽しむはずが「水難事故に...」なんてことになると釣りを愛する一人としてこれほど残念なことはありません。たくさんの釣り人で賑わう防波堤や漁港ですが釣り人たちは意外と安全対策をおこたっている場合が多いようです。
本来安全である雑魚釣りをより一層安心して楽しめるように水難事故を防ぐコツと対策を紹介します。

釣り場でのアクションは小さく!

救命胴衣・ライフジャケットを着用しよう!


緊急時は
119番(消防署)と118番(海上保安庁)

1.釣り場でのアクションはできるだけ小さく
 釣り場での事故には「海への落下」や「テトラポットからの落下による打撲」「釣り針などが体に刺さる」などさまざまな事故があります。これらの事故にあう確率を最小限におさえるには『最小限の小さなアクション』を心がけることが大事です。

 防波堤を周りもろくに見ずバタバタと走りまわって『ボチャン..』、道具が散乱した釣り座であっちこっちに動き回って『ボチャン..』。また、自分一人で事故にあうだけでなく、仕掛けを投入するときなどもやたらめったらと大きなアクションで竿を振り回していたら自分だけでなく、周りの釣り人に気づかず他の釣り人を傷つけてしまうこともあるでしょう。

 このような落ち着いて行動をしなかったために起こる事故はたいてい『最小限の小さなアクション』をしていれば防ぐことができます。1箇所で動く必要のない整理・整頓した釣り座をこころがければあっちこっちへ動く必要もなく事故も起きません。また釣り場を移動する際にもアクションを小さくすれば気づきにくい防波堤の小さなのくぼみや欠けている部分にも気が付き未然に事故を防ぐことができるでしょう。釣りにオーバーアクションは禁物です。

2.釣り場では自分自身の力を過信しない
 不安定なテトラポットや小磯などの釣り場では、より一層事故に関して気を配らなければいけません。しかし、休日の釣り場を見ていると「自分だけは...」なんて思っている釣り人も多いようで子供・大人に限らずピョンピョンと飛び跳ねている釣り人をよく見かけます。

 『猿も木から落ちる』というコトワザもあるようにどんな運動神経の良い人でも絶対落ちないという保障はありません。釣り場での事故は命取りになりかねないので自分の力を過信せず十分足元に注意して釣りを安全に楽しみましょう。


3.救命胴衣・ライフジャケットを常時着用しよう
 水難事故で一番多いのが落下事故です。どんなに泳ぎの上手な人でも服を着たままでは思うように泳ぐことができません。そんな落下事故も救命胴衣(ライフジャケット)を着けていれば助かったという事例がたくさんあります。磯釣りや船釣りなどで着用率が高いようですが、防波堤や漁港などからの釣りでは着用率がかなり低いようです。いっけん安全に思われる防波堤や漁港でも毎年各釣り場で落下事故が発生していますので常時着用を心がけましょう。

 またファミリーで釣りをされる方は大切な子供の命を同伴する親が必ず守ってあげましょう!救命胴衣(ライフジャケット)は車でいうところのシートベルトやチャイルドシートです。とくに子供用のものは釣具店などで安価に販売されていますので成長に合わせて随時購入しましょう!

4.海での緊急時は119番(消防署)もしくは118番(海上保安庁へ)通報しよう

118番 ・・・ 海上保安庁への緊急通報電話番号

119番 ・・・ 消防署への緊急通報電話番号

 釣り場で水難事故に遭遇したら、まず浮力のあるもの(浮き輪、救命胴衣、空っぽにして蓋をしたクーラーボックスなど)を事故者に差し伸べ助けるとともに119番通報(消防署へ救急車の要請)と118番通報(海上保安庁への救助の要請)を携帯電話などを使い落ち着いて通報しましょう。

 また、自分自身が単独で釣行した場合は落下したときに水により携帯電話が使用不能になる恐れがありますので釣具店などで販売されている防水パックなどに携帯電話を入れ釣り場に持って行きましょう。
 
最後に...
  このようにちょっとした工夫と備えで水難事故が激減します。また、万が一水難事故に遭遇した場合は自分、他人に限らず落ち着いた行動で対処しましょう。


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