超初心者のための　〜ど素人☆雑魚釣り入門〜
[03] 雑魚（ざこ）釣りは気軽にできるのでオススメ 　 一つの趣味を続けるには、金銭面や体力面、周囲の理解など様々な要素がありますが『気軽さ』という要素も重要な要素の一つだと思います。 定年後の有り余る時間を上手く使うためには毎日でもできる気軽な趣味が最適ではないでしょうか？ 　 趣味によっては相手を探さなければ始まらない場合が往々にしてあります。将棋・囲碁・麻雀・ゴルフ・ゲートボールや社交ダンスなどはコンピュータゲームでもない限り一人ではできません。 　 将棋・囲碁などを実践的に指そうと思えば最低一人の相手が必要ですし、仮に相手が見つかったとしても何時も同じ顔ぶれではどんな気の合う相手でもマンネリ化になり面白みも半減するでしょう。 麻雀やゴルフ・ゲートボールにおいては最低３人から複数人、社交ダンスにおいては異性のパートナーが必要となってくるので人間相手では、なかなか毎日でも気軽に．．．．とはいかないでしょう。 　 また、相手や仲間のいる趣味はどうしても人に対して気を使う『気配り』が重要となってきます。個々の性格によっては人間ですからどうしても気の合う人、合わない人があり人間関係を抜きに気軽に趣味だけに没頭することもできず、場合によっては．．．
「体長は悪いが誰々と約束をしているから行かなければならない」 「約束をすっぽかしたら二度と声が掛からないのではないだろうか．．」 「仲間はずれにされるかも．．」
なんて余計なことに神経をすり減らすかも知れません。 　 このように趣味も『義務』になってしまえば仕事人間で世間のしがらみにもまれ、これからバラ色の定年後を送ろうと思っているのが台無しです。 　 それに比べ漁港や陸続きの防波堤からお気軽に身近な魚たちを釣る『雑魚（ざこ）釣り』はどうでしょうか？雑魚釣りは当然一人でも複数人でもできる趣味でありますし、一人で楽しむ場合は余程混雑した釣り場でもなければさほど人に気を使う必要もなく釣りだけに没頭することが十分可能です。また、体長が悪ければ誰にも気兼ねせず釣行を見合わせることができますし、同じ釣り場に再三通えば自分と気の合う仲間が一人二人とできることでしょう。 　 では日程的な面から見るとどうでしょう。趣味にはゴルフ・旅行や釣りの中でも船釣りなど、あらかじめ『予約』をしておかなければならないものがあります。
誰しも経験があると思いますが予約をしていると．．．
「せっかくの休日だから悪天候でも決行しよう」 「予約をキャンセルすればキャンセル料金を取られるから無理してでも行こう」 「気分は乗らないがめったに取れない予約なので行こう」
などと『予約』の呪縛に取り付かれて気持ちとは裏腹な行動をとったことはないでしょうか？ 　 快晴！ぽかぽか陽気！など天気や気候の良いときに大好きな趣味を実行するのはとても気持ちのいいものですが、どしゃぶりや台風などの時に無理やり趣味を実行しては、せっかくの楽しいものも楽しくなくなってしまいます。 　 これらとは対照的に波止釣りは『予約』の呪縛に取り付かれることもなく、天候の悪い日や体調の悪い日、気分の乗らない日は何も気にせず釣行を取りやめることができます。（マレに台風などの悪天候でも釣行し水難事故に合われる方がいますが、どんな泳ぎ自慢の方でも高潮など自然のエネルギーには太刀打ちできませんので釣行は絶対！見合わせましょう） 　 また、釣りはこの悪天候を逆手にとって次の釣行のための戦略を練ったり、仕掛けを自作したりと悪天候なりの楽しみ方がたくさんありますので、釣行を断念しても手持ち無沙汰になる心配もありません。 　 このように雑魚釣りは一人でも楽しくいつでもでき、気分や体調とも相談しながらできる気軽な趣味と言えるのではないでしょうか。こういった理由から他の趣味と比べても雑魚釣りは、是非ともオススメしたい趣味なのです。
※なお、このコーナーは定年後にする釣り以外の趣味や仕事を否定するものではなく 定年後のライフプランを立てる上での選択肢の一つとして釣りを紹介しています。
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