 |
| 対象魚 |
マダコ |
| 竿・リール |
竿は根掛かりを外したり、強引なやり取りが必要な釣りなので硬めの船竿もしくは投げ竿を使います。リールは８〜１０号のナイロンラインを使うので大型のスピニングリールもしくは大型の両軸受けリールがよいでしょう。
もし硬いめの竿がない場合は、投げ竿などで先が折れているような竿があれば竿の細い部分を１〜２本抜き、それを使ってもよいでしょう。（私の地元のタコ釣り名人は竿の一番根元の部分だけで釣っています） |
| 道 糸 |
道糸は根掛かりの多い釣り方であるのと、タコが壁に張り付いたときでも強引にやり取りできるようにナイロンラインの８〜１０号程度を使います。 |
| 仕掛け |
小型のタコに似せたタコジグを道糸に直結もしくは複数つける場合には三つ又サルカンなどを使って取り付けます。タコジグはビニール製のものが多くタコを掛けるための掛け針が取り付けられています。
なれないうちは１ヶからはじめ、慣れていくうちに２ヶ・３ヶとタコジグを３０〜４０ｃｍ間隔で増やしていくと一度に広範囲のタナが探れるので効率もアップします。ただしタコジグを付ければ付けるほど根掛かりの危険性は増しますのでほどほどにしましょう。
タコジグ市場価格：￥３００〜￥５００ |
| ポイント |
釣り時期は６月〜１２月ぐらいで、お盆までは小型がメインで数釣りができるのもこの時期です。秋に近づくにつれ型も良くなり数釣りは難しいですが釣れれば大型の可能性が高いでしょう。日中でも釣れますが、やはり朝・夕のマズメ時がドキドキタイムです。
たこ釣りに根掛かりは付き物です。根掛かりを恐れていては好ポイントであってもなかなか釣れません。波止で釣る場合はできるだけ波止際ギリギリ（壁から２０〜３０ｃｍ）のところをつるようにし、1箇所に留まらずに広い範囲を探り歩くのがコツです。
釣り方はタコジグを揺ら揺らという感じで動かしながら誘いをかけ、浅いタナ深いタナとその日のタナを探っていきます。タコが掛かれば「あれ？なんか重たいぞ？」というあやふやな感じの重量感が伝わってきますので、すかさず大きくアワセを入れ障害物に張り付かれる前に急速にリールを巻き上げましょう。
|
