超初心者のための 〜ど素人☆雑魚釣り入門〜

海(うみ)ニュース

[01] 魚介類とダイオキシン類の関係
            
 「ダイオキシン類」は、ごみの焼却などの際にできる化学物質です。そのため、大気、排水などから河川を通じ、湖沼や海に流入し、水中や底泥などに薄く広く広がっています。それが食物連鎖等を通じて魚介類等に蓄積されると考えられています。

 ダイオキシン類は、これまでに、動物実験などにより、発がん性(プロモーション作用*)、生殖・発生毒性、免疫毒性などがあることが知られており、多くの人の関心を集めています。日本人は主として肉・卵、乳・乳製品、魚介類等の食事からダイオキシン類の90%以上を摂取していますが、そのうち約8割が魚介類を介して摂取されると推定されています。

プロモーション作用・・・それ自身は直接遺伝子に作用して発がんを引き起こすので
はなく、他の発がん物質による発がん作用を促進する作用

[ダイオキシン類について]

 ダイオキシン類は、ごみの焼却などの際にできる化学物質です。 PCDD、PCDF、コプラナーPCBという3種類物質群の総称ですが、ベンゼン環2つが酸素原子を介するなどして結合し、そこに塩素原子がいくつか付いた類似の構造をしています。(一口メモ@参照
 ダイオキシン類はその8割以上がごみ焼却から発生しますが、製鋼用電気炉、たばこの煙、自動車の排出ガス、山火事などからも発生します。 また、かつて、発電所などの電気設備に絶縁油として使われていたPCBや一部の農薬に不純物として含まれていたものが、底泥などの環境中に蓄積している可能性があるとの研究報告があります。 ダイオキシン類は、一度できると分解されにくい物質で、また水には溶けにくいものの、脂肪などに溶けやすいという性質をもっています。 環境中に出た後は、例えば、大気中の粒子などに付着して、地上に落ちてきて土壌や水に入り込み、また、長い年月の間に河川などを経由して、湖沼、海の底泥などに蓄積され、食物連鎖を通して、プランクトンなどから魚介類に取り込まれ、蓄積されていくと考えられています。

*我が国におけるダイオキシン類の平成14年の年間排出量は、
約372〜400g−TEQであると推計されています(環境省調査結果より)

平成15年のダイオキシン類の排出源別発生量
(単位:g−TEQ/年)
一般廃棄物焼却施設
(うち排水:
 71
0.004)
産業廃棄物焼却施設
(うち排水:
75
0.6)
小型廃棄物焼却炉 73〜98
産業系発生源
(うち排水:
149
0.93)
その他
(うち排水:
 4.4〜7.3  
0.56)
 (環境省データより水産庁作成)
 
 排出源別ダイオキシン発生量

海ニュース 【[02] ダイオキシン類の健康への影響】

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