超初心者のための 〜ど素人☆雑魚釣り入門〜

カルトで魚(ぎょ)!

このコラムは、サイト管理者が独断と偏見でテーマを決め好き勝手に解説していくコーナーです。

[03]雑魚の定義?

  釣り場でいると「また、雑魚かぁ..」「今日は、雑魚も釣れへんわぁ..」なんて会話をよく耳にします。普段何気なしに使っている言葉ですが、この『雑魚(ざこ)』とは具体的にはどの魚のことを言っているのでしょうか? 当サイト「超初心者のための 〜ど素人☆雑魚釣り入門〜」では、この雑魚(ざこ)をメインターゲットとして釣行していますので、今回は釣り人にとって身近な雑魚にスポットを当てたいと思います。

[愛する雑魚(ざこ)たち]

引き味の楽しいメバル
 
キュンキュンと引き味の楽しいメバルちゃん
食べると美味しいベラ

見た目は悪いが煮付けで美味しいベラちゃん
    
   
  国語辞典では、雑魚(ざこ)=小さい魚、小魚。と書かれています。う〜ん、なんかピンときません。一般的には雑魚=小物という認識になっているみたいですね。  それでは「超初心者のための 〜ど素人☆雑魚釣り入門〜」でいう、雑魚(ざこ)とはどの魚を指すのでしょう。

 いろいろ考えたあげく当サイトなりに、一つの結論に達しました。基準は市場価値のある(高い)魚か、あるいは無い(低い)魚かという結論に達しました。例えば、国語辞典のように雑魚=小さい魚としてしまうと「ボラ」や「エイ」などの魚体の大きな魚はすべて雑魚でないとなってしまいます。しかし、大半の釣り人たちはこれらを雑魚と考えているような気がします。

 スーパーの鮮魚売り場の陳列を見てみると「エイ」は切り身でごくたまに売られている程度で、ボラは切り身はおろか魚1本丸ごとパックされ陳列されているのをあまり見たことがありません。(カラスミは超高級品ですが..) また、最近では「チヌ」や「グレ」なんかも関西のスーパーではちらほらみかけますがこれもマレではないでしょうか。

 このことから、具体的な雑魚(ざこ)は市場価値の無い(低い)魚であるチヌ、グレ、ボラ、エイ、また小アジ、小サバ、チビメバル、チビハゲなど成魚であれば市場価値は高いが小さいと価値が無い(低く)なる魚などと私は考えています。

 では、市場価値のある魚=美味しい魚となるのでしょうか?それはいささか疑問です。もちろんスーパーで陳列されている魚もたいへん美味しいですが、雑魚にも美味しい魚はたくさんあります。見た目はちょっと不細工でグロテスクな『ベラ(キュウセン)』やヌルヌルの魚体の『ギンタ(ヒイラギ)』などは淡白な白身で煮付けにするとひじょうに美味しく、病みつきになるほどです。  また、小アジや小サバなどはから揚げにすれば骨まで丸ごと食べられビールのおつまみにはもってこいです。このように、スーパーで売られていない一般消費者には食べることのできない隠れた美味しい魚、釣りたてホヤホヤの超新鮮な魚美味しい雑魚を食べられるのは『雑魚釣り師』ならではの特権です。

 以上のように雑魚というテーマで長々と書きましたが、ぜひ皆さんにも竿1本を手に取り雑魚釣りに出かけていただきたいものです。(自分で釣った魚の味は一味も二味もちがいますよ!)

カルトで魚(ぎょ) !【[02] 釣り場でバキッ!】 【[04] 意外なお話(虫エサ編)】

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