超初心者のための 〜ど素人☆雑魚釣り入門〜

雑魚(ざこ)調理の鉄人
−簡単!魚のおろし方−

丸ハゲを薄作りにするまでのおろし方を紹介します。
波止で釣れる丸ハゲは10〜15cm程度の小さいものがほとんどですが、
皮をむいて鍋物にしてもよし。お刺身用に薄作りしたものを刺身醤油に肝(キモ)を溶き、
それにつければ『ハゲの肝和え』の出来上がりです。
濃厚な肝の味とコリコリの新鮮な丸ハゲの身がマッチして、も〜最高です!

丸ハゲは通称カワハギと呼ばれるほど簡単に皮をはぐ(むく)ことができます。
包丁を使って皮をひかないといけない魚に比べて調理がたいへん簡単なお魚です。
慣れれば面白いように簡単に皮むきができるようになり病み付きになること間違いなし。
濃厚なキモの味を堪能するためにも、是非マスターしてください。
[02]丸ハゲ(カワハギ)の薄作り
魚の調理の仕方−丸ハゲ(カワハギ)の薄作り手順@ @釣りたての丸ハゲを、さっと洗います。
 
魚の調理の仕方−丸ハゲ(カワハギ)の薄作り手順A A口、背びれ、胸びれ、尻尾を
  切り落とします。

※これらの部位は比較的硬いので
  気をつけて切り落としましょう。

※包丁の先ではなく、持ち手に近い
  部分でまな板に押し付けるようにして
  切り落とすのがコツです。
 
魚の調理の仕方−丸ハゲ(カワハギ)の薄作り手順B B切り落とした口の周りの皮の端を
  つまみ、もう片方の手で身をやさしく
  押さえながら皮をむいていきます。

※魚は押さえつけないよう、やさしく丁寧に
  扱いましょう。

※皮は途中で切れても大丈夫です。
  切れた皮の端を持ち、再度むいて
  いけば簡単に向き終わります。
 
魚の調理の仕方−丸ハゲ(カワハギ)の薄作り手順C C皮がむき終わったら、内臓を出し
  きれいに腹の中を洗い流します。

※このとき丸ハゲのお宝である『肝』を
  流さないように注意して取り出して
  ください。肝がなくては美味しさも半減
  するのでお忘れなく!

※鍋物をするときは、この状態でOKです。
  大きいものは二つぐらいの食べやすい
  大きさに切ってください。
 
魚の調理の仕方−丸ハゲ(カワハギ)の薄作り手順D D皮をはがし、お腹をきれいにしたら
  次は頭を落とします。

※落とした頭にも身が沢山付いて
  いますので、味噌汁の具にするも良し、
  身をそいで、お刺身で食べるも最高です。
  特に頬(ほほ)の部分の身は弾力があり
  珍味です。
 
魚の調理の仕方−丸ハゲ(カワハギ)の薄作り手順E E刺身で食べる身の部分を中骨から
  はがすためにまず真ん中に包丁で
  筋をいれます。(中骨にあたるまで
  深く包丁を入れます)

※写真ではわかりにくいですが、
  腹と背の身の真ん中に白く筋が
  あるところが小骨のある場所です。
  小さい魚なら小骨が気にならないと
  思うので白い筋にそって包丁で
  筋をいれていけば大丈夫です。
  大きい場合は白い筋を残すように
  包丁を入れるか後で小骨を抜いて
  ください。
 
魚の調理の仕方−丸ハゲ(カワハギ)の薄作り手順F F筋をいれた場所から背びれまたは
  胸びれの方に包丁をいれ徐々に
  骨から身をはがしていきます。

※常に包丁を中骨と平行にそわせる
  のがコツです。骨にカリカリと包丁を
  あてながらはがしていく感じです。
 
魚の調理の仕方−丸ハゲ(カワハギ)の薄作り手順G G片面の半分(背の部分)を骨から
  はずした状態が写真の上の身です。
 
※このままでもお刺身でいただけます。
  コリコリ感が好きな方はこのままで
  肝を溶いた刺身醤油をつけて食べれば
  最高です。
 
魚の調理の仕方−丸ハゲ(カワハギ)の薄作り手順H Hこれが骨から全部の身をはがした
  状態です。(皿左が肝心要のキモです)
  片面の背と腹、もう片面の背と腹という
  具合に大きく分けて4つのお刺身用の
  身が取れます。

※後はお好みの薄さに薄く切れば
  『ハゲの薄作り』の完成です。
  肝醤油につけて堪能ください!

雑魚調理の鉄人 【[01] 小アジのお刺身】 【[03] キスの開き】

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